シングル・マン
収録曲・リリース情報
1.ファンからの贈りもの
2.大きな春子ちゃん
3.やさしさ
4.ぼくはぼくの為に
5.レコーディング・マン(のんびりしたり結論急いだり)
6.夜の散歩をしないかね
7.ヒッピーに捧ぐ
8.うわの空
9.冷たくした訳は
10.甲州街道はもう秋なのさ
11.スローバラード
※以下は、2015年5月2日に発売された「シングル・マン+4」に収録
12.わかってもらえるさ<ボーナストラック>
13.よごれた顔でこんにちは<ボーナストラック>
14.スローバラード(シングル・バージョン)<ボーナストラック>
15.やさしさ(シングル・バージョン)<ボーナストラック>
1976年4月21日リリース ポリドール・レコード
概要
『シングル・マン』は、RCサクセションの3枚目のアルバムであり、1976年にリリースされた。当時はアコースティック編成を基調としていたが、ピアノやホーンセクションを取り入れた楽曲も多く、音楽的な奥行きを感じさせる作品となっている。代表曲「スローバラード」や「夜の散歩をしないかね」など、しみじみとした名曲を数多く収録しており、忌野清志郎の心の本音がぶつけられた歌詞もまったく色褪せていない 。
このアルバムは、発売当初は一般的な認知度が低く、前事務所やレコード会社との行き違いやトラブルが重なり、発売が遅れたうえ、すぐに廃盤になってしまった。しかし、その後、業界関係者を含む多くのファンからの働きかけで復刻され、何度も再発されている 。このような経緯から、現在では「名誉不遇名盤」として評価されている。
音楽的には、フォークの匂いを残しつつ、エレキバンドとしての萌芽も感じさせる内容となっており、ホーンセクションやシンセパートも取り入れられている。忌野清志郎のソウルフルでタイトなスタイルが最適化され、「あるべきところに収まった」と評価されている 。
また、歌詞の表現が素直すぎると感じる人もいるが、忌野清志郎の特徴的な歌声と相まって、楽曲に独特の魅力を与えている。特に「スローバラード」は、恋愛をしている喜びを書いた歌詞の曲と、失恋の曲が交互に来る構成の中で、最後に収束する曲として、アルバム全体の個性を象徴している 。
